
▼「港都 神戸」グランドデザイン~都心・ウォーターフロントの将来構想~ より転載
いいな、この計画。
水上警察署が移転したというので調べていたらベースにこんな計画があったのね。
神戸港にヨットで行ける日も間近?(とりあえずハーバーランドでビジターパースの実験をする模様)
海上レストラン、船のビジターパース、コミュニティサイクル、都市とウォーターフロントとの分断感の緩和、などワクワクする。
でも、どうやったら面白い空間をつくってくれる人が集まってくるのか、という視点がなくて大丈夫なんかな、と思った。
場所をつくったら人が集まるというのは、いかにも前時代的だけど、グランドデザインだからいいのか?でも、どんな人に集まって欲しいか、は根本問題ですよね。
具体的には以下4つ不満。
①グランドデザイン実現による利益は何か?
それぞれの立場の人が協力しないと実現できない計画が多々ある印象。
色々な人に交渉する際、「なぜ自分が協力すべきか?」の理由提供をするためにも、グランドデザイン実現の利益を明確にする必要があるのでは。
あえて数値的な記述はしていないのかな?だったら何で?
②個人事業主や個人単位での活用につても触れてもらいたい。
空間をつくり込み過ぎると、自由な発想ができて発信力のある個人やグループに、面白みを感じてもらえず、個性的で魅力的な参加者が集まらない。
③世代別の街の活用方法について言及して欲しい。特に若者は、継続的な街の発展においても重要な役割を担うので、若者がどのように参加すべきかを考えることは必須。
④ ②、③の観点から、街の開発においては、ぜひとも個人事業者や若者や個人・小さなグループが自由に活用できる”隙間”を残して欲しい。
工場とか倉庫とか古いビルとか地下室とか細い路地とか、あと船も。
新しい発想は、お膳立てされた空間ではなく、誰も目を付けなかったものに価値を吹き込むことができる人が巻き起こす。
そのような人々を呼び込むには、ひとつの大きな舞台をつくって提供するのではなく、街に放置されている空間を紹介するだけでいいと思う。
その際、気をつけるべき点は、質よりも量が重要。質の良し悪しは、その空間を見た人間が判断すべきこと。
肝心なのは、その物件に問題やリスクがあろうがなかろうが、とにかく活用方法が見つからない空間を外に見せてあげること。
「どうやって活用すべきか?」は、それを見た人が考えることであるし、また、寄ってたかってみんなで考えるほうが絶対に面白い答えが出る。
また、様々な制限をクリアするためには、たくさんの人が協力する必要があるため、問題を乗り越えたアカツキには、単に不動産屋でお金を出して借りた物件よりも、ひときわ強い愛着心と濃い人間関係が生まれる。そこで繰り広げられる活動も当然濃度が上がる。
そうして出来た求心力のある場所は、新しい人を連れてきて、新しい人はその近所で新しいことを始める。
ひとつの発信力のある店ができたら、あとは、自然発生的に魅力的な人や店やイベントが自動的に集まってくる。
ゼロから街を面白くするためには、まずひとつの店から。
すべきことは、隙間を見つけて、みんなに相談すること。
「こんな場所があるけど、どうしたらいいですかね?」
空間の情報発信は、すでにあるクリエイティブセンターなどの拠点でギャラリーにして公開してもいいし、不動産屋のWEBサイトを利用して発信してもいいと思う。
とりあえずWEBにあげておけば、探している人は探しているので必ず辿り着く。
なんか、こう書いているとそんなことをやりたくなってきた笑 余ってる公共空間を紹介すること、やらせてください。
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